TSP/ASD/PFO closureモデル

中隔穿刺モデルはX線透視、経食道超音波（TEE）、心腔内超音波（ICE）などのイメージングモダリティによるガイド下で心房中隔穿刺のトレーニングを行うためのモデルです。
カメラ画像と見比べることで、心房中隔のどの位置に穿刺するかをプランし、穿刺後にどの位置に穿刺できたかを実際に確認することも可能なため、カテーテルアブレーション、SHD領域の手技など、目的に応じて理想とする穿刺位置に穿刺するためのシミュレーショントレーニングが行えます。
ICEによるナビゲーション、スティーラブルカテーテルの動かし方や、ラジオ波による穿刺手技を学ぶこともできます。

X線透視下、ならびに経食道エコーガイド下に、経皮的心房中隔欠損閉鎖術（ASDClosure: Atrial Septal Defect Closure）のシミュレーションを行うことが可能です。
欠損孔の大きさは標準で直径12mmに設定しています（穴の大きさや位置はカスタマイズが可能です）。サイジングバルーンで至適サイズのプラグを選択し、X線透視下にデリバリーカテーテルを左房内へ進め、経食道エコーガイド下に留置位置を確認しながら左心耳内に閉塞用プラグを留置するという一連の手技を行うことができます。
拍動ポンプで血流が再現されており、カテーテルを用いて造影を行うことも可能です。